会長挨拶

  • 信頼される、安心と安全を目指した産婦人科医療を推し進めよう!!

    会長木下 勝之

     平成24年11月10日、故寺尾俊彦会長の後任として、医会代表理事に選出されました。
    大変光栄なことではありますが、その重責を考えますと、身の引き締まる思いであります。

     振り返りますと、平成18年頃、産科医療崩壊が叫ばれ、社会問題となっていましたが、その後の医会さらに学会の必死の努力により、今では産婦人科医の志望者は、毎年500名程度へ増加するまでになりました。
     しかし、増加しているのは東京、大阪、京都など大都市のある地域に限られており、他の県では、むしろ減っているのです。しかもその特徴は、女性医師が約6割を占めていることです。

     このような実態の中で、信頼される、安心と安全を目指した産婦人科医医療を確立するために、医療の面でも、経済的な面でも、私どもが抱える様々な問題を解決していかねばなりません。この実現のためには、産婦人科医会会員が、一糸乱れず、ことに当たることです。Unity (一致団結)を力にして、皆様とともに、問題解決に尽力してまいりますので、どうぞご指導とご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

    公益社団法人日本産婦人科医会 会長 木下 勝之