14.Late preterm 児,SGA 児のフォローアップ

ポイント

  • late preterm 児は正期産児と比較して,哺乳障害や呼吸器感染症を来しやすく,脳性麻痺や発達遅滞の発症率が高い.
  • SGA 児は AGA 児に比べ,成長障害・発達障害のリスクが高い.
  • RS ウイルスモノクローナル抗体投与や SGA 性低身長症についての情報提供が重要である.
  • late preterm 児,SGA 児とも,それぞれのリスクを理解し,慎重にフォローアップする.
  • late preterm 児,SGA 児とも,将来の生活習慣病のリスクと関連がある可能性がある(DOHaD の概念).