(4)治療 患児の年齢を考慮して治療法を選択する.3~6か月ではリーメンビューゲル装具による治療が一般的である.6か月~1歳ではオーバーヘッドトラクション法などの牽引を行う.1歳以降に診断された未治療の完全脱臼症例では牽引療法が無効な場合も多く,その場合には観血的整復の適応となる.