2.災害対応(急性期)

・近隣(避難所,自宅など)からの妊産婦受入れ

・ライフラインが保たれている施設での分娩対応

場合によっては分娩対応が不可の医師・助産師が移動することも検討

※ PEACE の利用も可能であるが,地域の中で直接交渉,検討する方がよい.

・災害医療コーディネーターが都道府県・市町村の災害対策本部に連絡

・地域コーディネート体制の構築

1 )基幹施設

・妊娠経過不明の患者さんに対する対応(電子カルテの停止・他院からの紹介なし受診)

・分娩数急増への対応

・状況により入院期間の短縮を検討

・経腟分娩:1~2日,帝王切開:3~4日

※帝王切開創部の皮膚縫合を吸収糸の連続縫合へとすることで入院期間の短縮も可能

2 )診療所

・妊娠経過不明の患者さんに対する対応(電子カルテの停止・他院からの紹介なし受診)

・自施設の設備確認(ディスポ製品の在庫数・納入の可否,滅菌の可否)

・何日間までなら分娩対応可能かの確認

・分娩者の受入施設の確認