これは、平成11年5月に会員向けに作成された「不妊治療 ILLUSTRATION FOR INFORMED CONSENT」をホームページ用に再作成したものです。
平成11年5月吉日
会 員 各 位
社団法人
日本母性保護産婦人科医会
会 長 坂元 正一
今日では、一般不妊治療に加え高度生殖医療技術を適切に用いることにより3割に及ぶ不妊の方が妊娠を望める時代になりました。しかし、どのような医療でも、それを受ける方々の理解が得られないままに実施することがあってはなりません。特に、長期にわたることも多い不妊治療においては、十分な説明と同意、すなわちインフォームド・コンセントが必要です。
医師と不妊のご夫妻が十分話し合い、あまり回り道しないで希望がかなえられるのが最良のなりゆきでありましょう。心の悩み、医療の内容に対する不安、今後の見通しなどについて正しい情報のもとに、各自が自分の意思で決めることのできる環境が、是非とも必要と感じております。そのため、先生方の患者への説明に対し、少しでも役立てればと考え、今般、日研化学株式会社の協力を得て、資料「不妊治療 ILLUSTRATION FOR INFORMED CONSENT」を作成しましたので、ご送付申し上げます。ご活用頂ければ幸いです。
日研化学株式会社 |